１３．セルの中に書くもの
＝＝＝＝＝■セルの中に書くもの＝＝＝＝＝
EXCELのセルの中に文字を入力する。以前にもご説明の中で書いた"Hello"という文字。EXCELは、計算機能のついたワープロのようなもの。数値だけでなく、普通の文字もなんでもかけます。
文字は文字でも、セルの中に書く文字をEXCEL側は、なにものが書かれたのかを判断して処理を行います。それは、
文章としての文字であるか？
数値としての文字であるか？
ということです。
文章としての文字は、"Hello"とか、"おはよう"とかいった文章のことです。
数値としての文字は、"777"とか、"333"の数字そのものか、足し算の "=A1+A2"とか、集計関数の "=SUM(A1:A10) とかの数式があります。これらは、数値としての扱いと同じです。数式については、後に説明します。
EXCELが数値として判断しているのか？文章として判断しているのか？は、セルに文字を入力してみるとわかります。先に説明した、セルの書式設定で、文字の配置に関して、通常何も設定していない状態だと、セル内の横位置の配置は、「標準」になっています。※下記で確認できます。
セルを選択した後右クリック【セルの書式設定】→【配置】で、文字の配置
この標準という表現ですが、右でもない左でもない、標準って・・・何？？？
横位置の設定で「標準」という設定は、セル内に書かれた内容によって、文字位置が変わります。基本的には、文章として判断されたものは、左詰、数値として判断されたものは、右詰の位置で表示されます。
ためしに、セル（Ａ１）に"Hello"、セル（Ａ２）に"123"と入力してみてください。セル（Ａ１）の文字は、左詰めに、セル（Ａ２）の文字は、右詰に表示されたことと思います。もちろん数字や文字の表示位置をセルの書式設定で右、左、に設定すれば、文字の配置をかえることができます。
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